花巻温泉でのんびりしよう

花巻温泉郷岩手県花巻市の西にあります。豊沢川に沿って松倉温泉から新鉛温泉まで8つ、山を隔てた北側にあるのが花巻温泉、台温泉です。
豊沢川沿いの温泉は花巻温泉郷でも花巻南温泉郷と呼ばれたりします。
また、峡谷にあるため「花巻温泉峡」を名乗っています。。
花巻温泉郷の北側のひとつ、花巻温泉は創業当時お湯を引いてきたのはやはり花巻温泉郷の花巻台温泉。歴史は古く、なんと伝説では1200年前に発見されたことになっています。
台温泉も、花巻温泉郷として親しまれています。
こちらには自炊して止まる、湯治場ととしての旅館もたくさんあり、また日帰り温泉も数多くあります。
南側の温泉峡は松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、高倉山温泉 鉛温泉 新鉛温泉があります。
新鉛温泉は花巻南温泉峡の一番奥、入り口から8番目の温泉。この温泉にあるホテルは愛隣館ひとつだけ。
花巻温泉郷は温泉がたくさんありますので、その特色も旅館など、各温泉によってさまざまなようですね。  

　花巻温泉はホテル３館が連絡通路で繋がっているように、温泉郷、というよりは花巻温泉そのものが大きな旅館のような印象を受けます。
　ホームページも花巻温泉の旅館全体が横断検索できるようなつくりになっているようですね。
　花巻温泉開業当時一番に立てられたのがホテル花巻。花巻温泉のホテル3館を結ぶ連絡通路の中央に位置するのがホテル花巻の大浴場。浴槽から全面のガラス越しに花巻温泉の豊かな自然を楽しめます。
地下の蓬莱湯は地元、花巻温泉の湯治客と身近に触れ合える、いかにも温泉らしいスペースです。お料理はバイキング方式。値段もどのプランもリーズナブル、家族旅行や団体旅行にぴったりのようですね。
　また、ホテル千秋園は花巻温泉の中でも収容数が最大の大型旅館。
こちらはお部屋食に対応してくれています。紅葉館はバイキング、お部屋食どちらにも対応。
やはり温泉を楽しむならお部屋食でのんびり、という方には嬉しいですね。かけ流しが楽しめるのは青葉館。こちらは長期逗留向きだそうですよ  

　花巻温泉は「宝塚に匹敵するリゾート地の建設」をコンセプトに作られました。
創始者は金田一国士（くにお）。大正１２年に台温泉から湯を引いて開業したのが花巻温泉の開業です。
　花巻温泉の第一号の旅館は花盛館。そして松雲閣、紅葉館、蓬莱館、千秋閣などの旅館が作られ、遊戯施設やプールやテニスコートなどの運動施設を備え、まさに当初の計画より遥かに大きなスケールの総合レジャー施設が誕生したのです。
日本初のナイタースキー場が完備したのもここ花巻温泉です。
　開業四年にして、「日本新八景」人気投票で花巻温泉は全国一位の栄冠に輝き、以来、花巻温泉の名は全国に知られることになりました。
　現在の花巻温泉はホテル・旅館合せて５軒と少な目ですが、ホテル３館は連絡通路でつながっているという便利さ。
　宿泊しながら温泉のハシゴができるなんて楽しいですよね。ホテルのパブリックも自由に使えるそうですから、是非利用してみたらいかがでしょう。